詳細
━━━ 目的 ━━━ ・腫瘍診断の「型」を身につける ・腫瘍疾患に関する基礎知識と、「考え方」「話し方」を身につける ━━━━━━━━━━━━━━━ 腫瘍に遭遇する機会は年々増加 腫瘍と診断するなら「基礎的な知識」は必須 ━━━━━━━━━━━━━━━ 腫瘍を患う動物たちに遭遇する機会は年々増えています。 そのまま診療するか紹介するか、飼い主がどんな選択をするかに関わらず、「腫瘍」と診断するなら最低限の知識を身につけましょう。 明日の臨床ですぐに役立つテクニックではありませんが、全体的な意味合いを把握した考え方、そして飼い主さんへの話し方が大切です。 腫瘍診療にあたって、例えば経験を積んだとしても、本で調べたとしても、「総論」的な部分はなかなか勉強をすることがありません。この腫瘍学では「腫瘍とは」から始まる総論を講義で聞くことができます。大学でも習わないような総論を、飼い主さんでも分かるレベルの内容に落とし込んだ、本当にベーシックな12回のeClassです。 ━━━━━━━━━━━ 何よりも大事なのは 「患者と家族」 ━━━━━━━━━━━ 何よりも大事にしているのは何のため、誰のためかということ。患者と家族を一番に考え、飼い主さんに説明するため「こういう時に使える」「飼い主さんはこういうことを求めているので、こう答える」という心構えも含めてお伝えします。 獣医師はもちろん、愛玩動物看護師にも聞いてもらいたい内容です。 ━━━━━━━━━ カリキュラム ━━━━━━━━━ 1限目:「腫瘍の生物学」 -腫瘍とは?転移のメカニズム- 2限目:「腫瘍の診断学総論」 -腫瘍の診断に関する基本的な概念- 3限目:「腫瘍の診断学①診断:細胞診検査」 -最も身近に行う細胞診検査の取り方と見方- 4限目:「腫瘍の診断学②診断:病理組織検査」 -生検の心得と病理組織検査結果の解釈の仕方- 5限目:「腫瘍の診断学③ステージング:局所」 -腫瘍の局所での浸潤を評価する、身体検査と画像メイン- 6限目:「腫瘍の診断学④ステージング:転移」 -リンパ節と遠隔転移を評価する、画像メイン- 7限目:「腫瘍の診断学⑤全身の評価、腫瘍随伴症候群」 -腫瘍症例の全身状態を評価する、臨床病理メイン 8限目:「腫瘍の治療学総論」 -腫瘍の治療に関する基本的な概念- 9限目:「腫瘍の治療学①:外科」 -外科治療の考え方、マージンなど- 10限目:「腫瘍の治療学②:放射線療法」 -放射線療法の考え方、いつ・どんな腫瘍に使うか?- 11限目:「腫瘍の治療学③:化学療法」 -化学療法の考え方、いつ・どんな腫瘍に使うか?- 12限目:「腫瘍の治療学④:緩和治療」 -緩和ケアや栄養療法について- ━━━━━━━━━━━ 講師からのメッセージ ━━━━━━━━━━━ 「今までもベーシックとして講座をやってきましたが、自分ではベーシックのつもりでも、さらに基礎的なことを尋ねられることも多く、『臨床の入門編』だったのかもしれないと思いました。本当のベーシックに立ち返るのが良いと思い、大学でもあまり習わないような腫瘍学総論の講座を作りました。」 ━━━━━━ 講師紹介 ━━━━━━ ◎原田 慶 先生 公益財団法人 日本小動物医療センター第二腫瘍科科長 ━━━━━━━━━ こんな方にお勧め ━━━━━━━━━ ・腫瘍科を得意とする動物病院に勤める獣医師 ・体系的に知識を深め、診療に役立てたい方
講師
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概要
1限目:「腫瘍の生物学」 -腫瘍とは?転移のメカニズム-
.2ステップ
2限目:「腫瘍の診断学総論」 -腫瘍の診断に関する基本的な概念-
.1ステップ
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