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━━━━━━━━━━━━━━━━━ 動物看護師のための獣医眼科学 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 日本とアメリカでの動物看護師の獣医眼科診療への関わり方・役割は何が違うのか。 私見ではありますが、演者が感じるそれは、オーナーへの問診の質であったり、動物に行う保定の質であったり、後輩への教育の方法であったり。 そして動物看護師として、獣医診療に関わることへの誇りや、やりがいであると感じています。 このカリキュラムでは獣医眼科診療を通じて動物看護師の『心技体』を磨いていただき、日々の診療に『結果』を出してもらうことを目標としています。 つまり、単に眼科診療で必要な『技』の習得だけではなく、その知識と技を通じて動物看護師の仕事に対する新しいやりがいや、動物を取り巻く仕事のパートナーである獣医師や飼い主とのさらなる信頼関係の構築の一助になること『心』、また技を行動に移す実習+最後は眼科専門診療施設での研修『体=行動』もオプションに含めて行い、心技体の習得を持って、このカリキュラムを聴講していただく動物看護師に関わる動物に結果をもたらすことを目標にしています。 ━━━ 目的 ━━━ ・愛玩動物看護師が眼科診療補佐を通じて新しいやりがいを得る ・獣医師や飼い主との信頼関係を構築する ・眼科診療の技術や知識を得る ・眼科専門診療施設で実習し、アウトプットによる技術の定着を目指す ━━━━━━━━━━━━━━━━ 眼科診療補佐のスキルと寄り添い方を知る 「心技体」を学び自信に繋げる ━━━━━━━━━━━━━━━━ 眼科分野での愛玩動物看護師用講義を3回に分けて行います。 さらに眼科専門クリニックでの実習(180分)を選ぶことも出来ます。 眼科疾患は飼い主から見える部分であり、飼い主が気付くことが多いものですが、 その原因は神経性、内分泌性、代謝性と様々。 待合室での問診の仕方、説明の仕方、点眼・保定方法など眼科ならではの部分があり、看護師の役割は大きいもの。 知識を持った上で主訴から引き出すこと、考える力を養うことが重要です。 ベーシックな知識のある看護師であれば、自信を持って患者に接することができ、さらにやりがいを感じることが出来る分野です。 実習を行うクリニックでは、実際に眼科専門の愛玩動物看護師がどう問診を取るのか、 どんな方法なら負担が少なく保定が出来るのか、怒る子にはどう点眼をするか、実際の検査方法など、 様々なスキルを自分で体得することが出来ます。 実習の後にはディスカッションタイムや、他の看護師との交流もありますので、 良い刺激を受けられ、切磋琢磨に役立ちます。 ━━━━━━ 講師紹介 ━━━━━━ ◎辻田 裕規 先生 どうぶつ眼科専門クリニック ・ 院長 比較眼科学会獣医眼科学専門医 米国獣医眼科専門医 ━━━━━━━━━ こんな方にお勧め ━━━━━━━━━ ・眼科を得意とする動物病院に勤める動物看護師 ・体系的に知識を深め、診療に役立てたい方